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入れ墨の魅力…

2012年05月17日

入れ墨って…入れると何かいい事あるんすかねぇ。



まぁ最近大阪の公務員で入れ墨してる人がいっぱいおるーみたいなニュース聞いて。
なんつーか…賛否分かれてるような感じではありますが。

どうもやっぱ自分的には入れる気持ちが全くわからんので何とも…。


アメリカとかでは普通の人でも入れてる。
日本は遅れてる。
ファッションだ。
表現の自由だ。

…と、入れ墨肯定な方はよくおっしゃってる感じですが…。


日本の風土っつーか、日本の常識っつーかねぇ。
そういうの無視なのどうかと思いますわねぇ。


日本だと昔から入れ墨してるのって…まぁ渡世人とかヤクザさんばかりじゃないですか。
入れ墨してる人は、暴力団とかチンピラとか、怖い人。
古く江戸時代は罪人に入れ墨したりとかねぇ。

「入れ墨してる人は怖い」…って、長い歴史の中で日本人の多くの中に染みついてきたワケですわな。


それを簡単に「考え方が古い」と一蹴してしまうのはどうかなぁと。
自分のような意識を持たない人達がおかしいのだと言ってるような…。

なんか…「社会が悪い。大人が悪い」とのたまってドロップアウトしてる不良と同じような感じが…。

入れ墨に恐怖する人が多い国土と知りながら、入れ墨を入れたんですかね?
そんな事考えもせず、人の気持ちなどお構いなしに、入れたんですかね?

もしも後者なら、ちょっとその人にかなり問題を感じずにはおれんですわ。
入れ墨を入れるという行為が無法者と直結して捉えられてしまう日本という国で入れ墨を入れるという事がどういう事か、社会との協調とかそういうのまるで考えずだったんですかねぇ。
それともその人の周囲はみんな入れ墨だらけで、入れるのが普通って環境なのか…。


入れ墨を見せる事で、人を恐怖させ、精神的ストレスを負わせ、無言の恫喝になりうる社会なんですよ。
っつーか、そんくらい入れ墨に恐怖する人はいると思う。いっぱい。
俺はそんなでもないけど。

そんな社会が悪い・悪くないの話じゃない。
入れ墨の人怖い…ってのは、長い日本の歴史の中で作り上げられたワケですから。それが日本なワケですから。

今後入れ墨に関しての国民の意識も変わっていく可能性はもちろんあるけどもね。
長い期間かけて大人数で共有してきた認識だけにかなり根強く今後も残っていくと思いますけども。


まぁとにかく今回の件に関しては
市民のために働く公務員なワケですから、誰のために働いているか考えたら、
ファッションだなんだと容易に手を出すべきではなかったのではないかなぁとか思いますね。


まぁしかしアレだ。
それにしても個人的にはわからんのですわ。入れ墨の魅力が。
日本の社会では入れ墨はかなりデメリットがあるワケですよ。
怖がられ、銭湯・温泉・プールでは拒否られ、簡単には消せないし…。
それらあらゆるデメリットを超越するほどの入れ墨のメリットって何があるんすかねぇ…。


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