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コロコロ

2022年04月08日

藤子不二雄A先生が昨日亡くなられたと。

 

報道で知った時の衝撃はやはり結構なモノでございました。

っつーか、しばらく…半日くらいはなんかずっと動揺しておりました。

 

藤子不二雄両先生には手塚治虫先生が神様だったと思いますが、

ボクにとっては藤子不二雄のお二人こそが神様だったわけです。

 

漫画家になりたいなーと幼少期から思っていたのは

藤子先生に憧れたから。

 

藤本先生はもう四半世紀も前ですが、ボクが大学生時代に漫画のアシスタントを始めた直後に

亡くなられ、

その後すぐにボクのバイブル「まんがのかき方全百科」を藤子先生監修のもと描かれた方倉陽二先生が亡くなり。

「いつか会ってみたい憧れの人」がいきなりバタバタっといなくなってしまって、まぁショックでした。

 

その時、いつか会ってみたい憧れの人はそこから藤子不二雄A先生のみとなりました。

 

やがて某社の謝恩会で強引に先生にご挨拶して握手していただいて。

かなり強引なタイミングだったので「やっちまったな」という後悔する点もあるのですが、

一生の思い出となりました。

小柄なA先生ですが、手はわりと大きくゴツくて温かでした。

「がんばってください」と。

感触も声もまだまざまざと思い出せる。

 

 

ボクにとっては、もうねぇ歴史上の偉人みたいな存在なんです。

歴史マニアの人が幕末の志士とか戦国武将とかと実際会うような、そんなレベルの憧れでしたわ。

 

やはりそんな人が亡くなるのは寂しいものです。

 

 

 

二月くらいに実はコロコロコミックを買いましてね。

 

年明けにふと思ったんですよ。

どんななのかな、今のコロコロは。と。

 

「おれ、藤子先生に憧れて、コロコロとかすげぇ読んでて、漫画描き始めたのに、コロコロ目指そうと思わなかったな」と

急に気づきまして。

 

子どものころは「大きくなったら藤子不二雄賞に漫画を送るんだ」と思っていたのに、

俺は月刊マガジンやサンデーの月例賞に送って、コロコロに行かなかった。

 

今のコロコロを読んで、何か感じる所や思うことが湧き上がったら

コロコロにチャレンジできるようなネタをつめていこうかなと。

こんなオッサンが何を言っとるんだって感じになるかもしれんけども。

別に考えるのはタダだし。

 

藤子不二雄A先生がなくなって、あらためて、憧れつつチャレンジしなかったコロコロ方面

ネタ考えてみようかなと思った次第です。

今やってる仕事で日程は結構いっぱいなので、なかなかかかれないかもしれんですが。

 

まぁ考えて何かできそうなら描いて持ち込んだり…とかできたらいいですな。

形にできないにしても、小さい頃の、情熱みたいなの思いだせたらいいなと。

夢中で藤子漫画を読んでたあの頃の。

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