なんだろうなぁ演出って
以前録画しておいた映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」をちょっと休憩中に
最初だけ見たんですが…これたぶん最後まで見れないかな…と。
原作の小説はもう読んでましたので、筋は知ってるんですが
なんかもう映画の描き方が苦手なのきまして。
私はねぇ…あの画面いっぱいに要素を詰め込むのが苦手なんですよ。
前に洋画の「ハクソ―・リッジ」の時にも同じ感想でしたが、
1つの画面に盛沢山すぎるんですよ、要素が。
撃ちながら突き進む兵士のすぐ向こうで爆発起きて人がクルクル―って飛ぶのはね…
リアリティないんですよ。予定通り詰め込みましたって画面なんですよ。
でナミヤ雑貨店の冒頭もそうで、
昔の雑貨店周辺賑わってた過去の映像でねぇ…買い物客やらケンケンで遊ぶ子供とか
盛沢山すぎるんですよ。
過去の日本ってこんなだったよねって要素を何個も同じ画面にいれるもんだから
わざとらしい事この上ない。日常がこんなだったわけねぇだろって思っちゃって。
まずはここがダメでした。私的には。
で、また冒頭ですが。
盗みを働いて逃げる三人の男がねぇ…懐中電灯つけたままガンガン走るんですよ。夜中に。
バカかよと。
メチャクチャ目立つだろ。
それもある程度照明ついてる商店街とか懐中電灯つける必要ないのに、つけて走って光が乱れ飛んでるんですよ。
しねぇよ、どんだけマヌケな泥棒でも、そんな見つかりやすくするようなバカを。
もうこのあたりで無理だなーって感じがしてきて。
で、ナミヤ雑貨店の建ってる場所が小説と違う気がするんすよね。
こんな人通りいっぱいありそうなトコじゃねぇだろ、たしか。って
なんか色々と条件があわなかったんでしょうけどね。撮影場所の都合で。
なんかもう色々イライラしちゃって、これもしかしたら最後までずっと続くかもなって
思っちゃいまして。
多分最後まで見ません。